現在、お持ちの紙の保険証も、記載されている有効期限(令和7年11月末)までは、今まで通り、受付にご提示いただけたら保険証の資格確認はさせていただきます。ただ、令和7年12月からは現在の紙の保険証は発行されない予定ですので、できるだけ今からマイナンバーカード(マイナ保険証)での保険証確認をお勧めいたします。またマイナ保険証をお持ちの方も、各種医療症、受給者証(子ども医療証、指定難病等)は、まだマイナ保険証と紐付いていませんので、今まで通り、受付にてご提示をお願いいたします。
※ 2024年12月2日以降に転職等により資格が変更になった場合は、新たな紙の保険証は発行されませんので、マイナ保険証を作成する必要があります。
昭和6年に、中央盲人福祉協会が失明予防運動として「視力保存デー」として制定、その後、戦後の昭和22年に「目の愛護デー」として改称されました。「10 10」を横に倒すと眉と目の形になることに由来します。現在では、厚生労働省が主体となって、
毎年、目の健康に関わる活動が進められています。
大阪府でも、大阪府眼科医会主催にて下記のイベントが予定されています。
「目の愛護デー」をきっかけに目を大切にすることを考えていただけたらと思います。
また、自覚症状がなくても年に一度は目の検診をお勧めいたします。
初診時から満12年以上一度も受診されていない方のカルテにつきましては、一部の例外は除き、処分させていだだくことにいたしました。
カルテ保管スペースの確保のためですので、ご理解の程、宜しくお願いいたします。
コロナもオミクロン株が増大傾向で心配な日が続きます。また2月からは花粉症のシーズンも到来します。日本気象協会発表の2022年春のスギ花粉飛散予測によると、近畿地方では、2月23日頃から花粉が飛散し始め、ピークを迎えるのが3月上旬頃となる見通しです。大阪府では例年並みの飛散量となりそうです。マスク社会で、鼻炎の症状は少し抑えることができますが、目の痒みには一足先の対応が必要です。
花粉量がピークになり、花粉症の症状が悪化してから治療を始めても、お薬は効きづらく、症状もなかなか改善しません。
最近は、花粉が飛散する2週間程前から薬物療法を始める早期治療という方法が推奨されています。
2022年では、飛散開始予測から考えると、2月初旬からアレルギーの点眼を開始するのがお勧めです。
朝、夕の一日2回点眼でも構いませんので、ぜひ、早期治療を始めてみてはいかがでしょうか?
早期治療に以下のようなメリットがあります。
早期治療で使用する点眼薬ですが、長期に点眼しても副作用の出にくい非ステロイド系の目薬(アレジオンLX点、パタノール点、ゼペリン点など)を処方するようにしています。
また花粉症のピーク時、目の痒みの強い方には、短期間ですがステロイド系の点眼も併用してもらっています。
鼻炎の症状のある方には、内服や点鼻薬も同時処方しています。
毎年、花粉症でお困りの方は、早いめに当院にご相談ください!!
梅雨が明ければ夏本番となり紫外線量もピークを迎えます。
紫外線は体だけではなく、目にも数々の悪影響を引き起こすことをご存じでしょうか?
海水浴で一度に大量の紫外線を浴びると角膜炎という急性の炎症を黒目に引き起こします。それにより黒目に細かい傷が生じ、強い痛みや充血が出ます。
また、慢性的に長年にわたり浴びていると、目の水晶体という部分が濁る白内障や、白目の組織(結膜)が異常に増殖し黒目(角膜)に侵入してくる翼状片という目の病気の原因となります。また光障害により加齢黄斑変性症を引き起こしやすくなるとも言われています。
目に入る紫外線量は、朝9時頃と、午後2時~3時頃がピークとなります。これは、太陽の高度と視線の方向などの関係からそうなります。
曇りでも晴れの日の50~80%、雨でも20~30%の紫外線があり天気が悪くても紫外線対策は必要です。
紫外線は、外出時に遮光眼鏡やUVカットサングラスの装用、つばの広い帽子の着用等の簡単な方法で予防ができます。帽子単独では十分な効果は期待できませんが、遮光眼鏡やUVカットサングラスの併用で約90%程度まで目への被曝を減らすことが可能です。また、雪面や水面の反射の強い環境では紫外線の眼被曝量はきわめて多くなるため、短時間であっても雪山や海などでは特に注意が必要です。
また、大阪市立大学の研究グループからは、目が紫外線を受けると、目から入った情報が脳に伝わり、脳の下垂体というところからメラニン色素を作るよう指示がでて、肌が日焼けをしてしまうという報告が出ています。つまり、UVカットのサングラスは、目の保護だけでなく、肌の美白にも威力を発揮するということです。
翼状片
加齢黄斑変性症
【注意】
色の濃いサングラスの方が紫外線をよくカットすると勘違いされている方が多いですが、色の濃さと紫外線カットの性能は、まったく関係がありません。紫外線カット効果のない色の濃いサングラスを掛けると瞳孔が大きくなり、紫外線が余計に目の中に入りかえって目に悪影響をおよぼします。眼鏡店等で購入時は、「紫外線透過率」もしくは「紫外線カット率」が数字で表示されていますので、確認してから購入されることをお勧めいたします。
まだ油断はできませんが、関西ではコロナも収束傾向です。3〜5月は外出自粛の要請があり、スギやヒノキの花粉に曝露されることが少なかったためか花粉症の方は例年より少ない印象でした。
スギ、ヒノキの花粉のシーズンは過ぎ、ホッと一息と思いきや、意外に目の痒みや鼻炎症状が長引く方も中にはいらっしゃるようです。
そんな方は、イネ科花粉症かもしれません。
ある調査では、スギ花粉症患者の約半数がイネ科の代表的な植物であるカモガヤ特異的抗体陽性でした。
カモガヤは、他の季節性花粉症に比べて、若年者の感作が高いという報告もあります。
初夏から秋にかけての、長引く目鼻症状は、カモガヤをはじめとしたイネ花粉症の可能性がります。
カモガヤに対する花粉症対策ですが、一番、簡単な方法はカモガヤに近づかないようにすることです。スギやヒノキ花粉と違って、カモガヤ等のイネ科の花粉の飛散距離は短く、カモガヤに近づかなければ、花粉に接触する確率も低くなります。河川敷や堤防、空き地などに生息していますので、カモガヤアレルギーの方は、この時期は行かないようにしてください。
また、カモガヤ花粉と共通抗原性が報告されている果物としてウリ科のメロンやスイカなどがあります。
メロンやスイカを食べて口の中に痒みやイガイガ感を感じる方は、花粉、食物アレルギー症候群(PFAS)かもしれませんので注意してください。
当院では、静脈採血が難しいお子様にも、指先採血できるイムノキャップラピッドで原因抗原を調べることができます。
長引く目鼻症状にお悩みの方は、当院にご相談ください。
※イムノキャップラピッドについてはこちらをご参照ください。
令和2年4月1日より当院横に薬局が新しく開店いたしました!以前より近くに薬局を作ってほしいとの患者様からのご要望がありましたが、この度、店舗のオーナーであるセイトさん、めぐみ薬局さんのご好意にて当院横に薬局を開店していただくこととなりました。これからは目の不自由な患者様、足の不自由な患者様にも楽にお薬を取りに行っていただくことが可能となります。ただ、かかりつけの薬局がある場合は、今まで通りそちらにお薬を取りに行っていただいても構いませんので、ご自由に薬局を選択していただけたらと思います。
世界緑内障週間は、世界緑内障連盟(World Glaucoma Association)が世界中で展開している緑内障の啓発活動で、2020年は3月8日(日)~14日(土)に実施されます。「ライトアップ in グリーン運動」は、緑内障の啓発活動の一環として2015年に開始された取り組みです。今年は全国100か所以上でグリーンにライトアップが展開される予定です。城やタワー、高層ビルなどの各地のランドマークをグリーンにライトアップする活動を通じて、より多くの方に緑内障という疾患に関心を持っていたき、結果として緑内障の早期発見、失明予防につながることを願うものです。大阪では通天閣で3月10日(火)の夜、グリーンにライトアップされます。令和最初のライトアップとなります。お見逃しなく!
令和元年11月27日より、朝、夕2回点眼の使用で花粉症などの痒みや充血を抑える0.1%アレジオンLX点が処方可能となりました。有効成分エピナスチンの濃度が従来の2倍となり、その結果、抗アレルギー作用の持続時間も2倍に なっています。従来の0.05%アレジオン点は1日4回点眼で患者様の差し忘れも多かったと予想されますが、1日2回点眼のみですので差し忘れもなく同等の抗アレルギー効果が得られます。また塩化ベンザルコニウム等の防腐剤を含まずコンタクトレンズの上からでも点眼可能です。当院でも、来年の花粉症シーズンにご希望の方に処方したいと考えています。
令和元年9月より、ボータブルスリットランプが新しくなりました。今回導入したのは、コーワ社のSL17という手持ち式の前眼部検査機器となります。ポータブルスリットランプにより、診察室のイスに移動困難だったお体の不自由な方や、乳幼児にも前眼部検査が可能となります。旧機種に比べて、高輝度白色LEDにてより明るい光源となり、また重量も軽量化されましたので、検査も簡単、かつ正確に行えるようになっています。
令和元年9月11日より、新しい抗菌薬であるマクロライド系のアジマイシン点眼薬が新発売となり、当院でも処方可能となります。日本では、結膜炎、眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎に適応が認められた抗菌剤になります。特質すべき点として、眼瞼への移行性、滞留性が大変高い薬剤で、マイボーム腺機能不全の治療にも有効性が報告されていることです。そのメカニズムとしては抗菌薬としての効果だけでなく、アジマイシン点眼薬が持つ強い抗炎症作用だと言われています。当院では、従来の治療に抵抗性を示す眼瞼炎、マイボーム腺機能不全症、難治性結膜炎などの患者さんへ処方したいと考えています。
いつもケイエスコンタクトをご利用いただき有り難うございます。
消費税増税に伴い、令和元年10月1日よりコンタクトレンズ等の取り扱い商品の価格を改定させていただきます。ご迷惑をおかけいたしますが、今後ともより良いサービスを提供できるようスタッフ一同努めてまいりますので、ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
※ サプリメントは食品扱いになりますので今まで通り消費税8%にてご提供させていただきます。
平成31年1月より、最新型のNIDEK社製OCT RS3000(Advance2)を導入いたしました。旧機種に比べて、はるかに高感度、高侵達の画像化ができるようになり、硝子体から脈絡膜までを鮮明に映し出すことが可能となりました。また、当機種最大の特徴は、OCTアンギオグラフィーが搭載されたことです。造影剤を用いずに詳細な新生血管や血管閉塞の評価ができるようになったことで、患者様のご負担を減らし、かつ質の高い診断ができるようになりました。OCT RS3000 Advance2を導入したことにより、さらに質の高い眼科診療を目指していきたいと思います。
OCTアンギオグラフィーとは
OCTの技術を応用して、網膜血管、脈絡膜血管、新生血管等の構造を可視化し観察することのできる最先端の技術です。造影検査のような造影剤を用いる必要がなく、患者さんにとっては少ない負担で検査を受けるとこができます。
平成30年11月27日より、新しい緑内障治療薬であるエイベリス点眼液が新発売となり、当院でも処方可能となりました。エイベリス点は、世界初の選択的EP2受容体作動による眼圧下降薬です。現在、主流のPG製剤(ラタノプロスト点等)と同等の眼圧下降作用があり、眼局所的副作用も少ないとされています。ただ、白内障術後患者さんへの使用や、タプロス点との併用は禁忌となっています。また、新薬のため販売後1年間は1回につき2本までしか処方できません。黄斑浮腫や眼炎症等の副作用、また他の緑内障薬との併用禁忌はありますが、PG製剤のような、眼瞼色素沈着、上眼瞼陥凹、睫毛異常等の眼局所の副作用はなく、美容を気にされる方には第1選択になりえると考えています。緑内障点眼薬に新しい選択肢が増えることになりますが、点眼薬にも患者様との相性がありますので、当院では、これからも患者様に最適な点眼を選んで処方していきたいと思います。
※ エイベリスとはイタリア語で「美しい目」という意味だそうです。
平成30年7月より身体障害者の視覚障害認定基準が改正されました。障害者手帳を持つ視覚障害者は約34万人います。等級は、視力や視野で判定され重い方から1〜6級に区分されます。1級、2級が重度とされます。今回の主な改正点は以下の通りです。
1)視力障害について
改定前の視力障害は、「両眼の視力の和」で認定されていましたが、現行からは「視力の良い方の目の視力」で認定されることになりました。たとえば、両眼とも矯正視力0.02の方の場合、改正前は合計の0.04として判定されましたが、新基準では0.02として等級判定されることになります。
2)視野障害について
改定前はゴールドマン型視野計のみを用いていましたが、ハンフリー視野計などの自動視野計による判定も可能になりました。自動視野計を使用する場合は、①両眼開放エスターマンテストによる視認点数、②中心視野視認点数(10-2プログラム)を求め判定されます。つまり視野障害にて身障認定希望の方は、2回、静的視野検査を受けていただく必要があります。
平成30年1月より、ツアイス社製の最新型の視野計、ハンフリーフィールドアナライザー(HFAⅢ 860)を新規に導入いたしました。当院では、以前オクトパス視野計を使用していましたが、よりグローバルスタンダードな最新型の視野計となります。
ハンフリーフィールドアナライザー(HFAⅢ 860)には、先進のITテクノロジーが取り入れてあるため、今まで以上に、より短時間で、かつ高精度な視野検査が可能となりました。また、HFAⅢ 860はリキッドトライアルレンズ、24-2 SITA Faster 閾値測定、新しいキネティックプログラム等の旧機種(HFAⅡ)には搭載されていない新機能も追加されています。新機種導入により、今まで以上に緑内障の早期発見、早期治療に役立てていきたいと思います。
※ ハンフリーフィールドアナライザーとは、片眼の視野異常を早期に検出する眼科医療機器です。主に緑内障の早期発見や進行判定のチェックに使用します。また、頭蓋内疾患(脳梗塞、脳腫瘍等)に起因する視野異常も早期に検出できます。
リキッドトライアルレンズは、患者様の遠方屈折度数を入力するだけで、自動的に近方屈折度数を調整します。そのため、矯正レンズ選択の間違いをなくし、矯正レンズの準備にかかる時間を短縮し、結果として患者様の検査までの待ち時間を減らすことが可能となります。
最新のITテクノロジーを取り入れたスワイプ方式のタッチパネルで、素早く操作可能となり患者様一人当たりの検査時間を短縮できます。それにより、患者様の検査に対する負担を軽減することができます。また、 RelEYE™によって全測定ポイントの患者様の目の位置を即座に確認することが可能となり、視野検査の結果に対しての信頼性も向上しています。
ゴールドマン視野計に準拠したキネティックプログラムで、測定範囲も全視野180度まで測定可能となりました。動的視野検査であり、視野障害等級判定にも使用できます。
平成29年12月よりサンテ グラジェノックスの販売を開始いたします。サンテ グラジェノックスとは参天製薬が開発した緑内障治療をサポートするサプリメントで、ピクノジェノール(松樹皮エキス)やビルベリーエキスなどの有効成分が配合されています。ピクノジェノールは抗酸化作用が強く活性酸素除去作用、網膜保護作用などが報告され、またビルベリーエキスは、細動脈血管改善作用、抗炎症作用、抗酸化ストレス作用などが報告されています。実際、社内データや一部の海外データでは緑内障に効果があったとする報告もあるようです。緑内障の治療は、今でも点眼治療が中心ですが、サンテ グラジェノックスを併用していただくと、さらなる眼圧下降、視野維持効果が期待できるかもしれません。薬局には販売されていませんので、興味のある方は、直接、当院までお問い合わせください。
より詳しい商品説明はこちら⇒http://santen-suppli.com/glg/
医療法人きしもと眼科ですが、御陰さまで平成29年8月6日をもちまして10周年を迎えることになりました。
これもひとえに患者様をはじめとする地域の皆様方、当院スタッフ、並びに各製薬会社様、調剤薬局様、各医療機器メーカー様を含め医院運営に携わっていただいたすべての方々のご尽力の賜物と心より感謝いたします。
患者様をしっかりと診させていただいて、可能な限りの治療をして、当院で対応できない眼疾患につきましては、最善の医療を提供していただける専門の病院、クリニックに速やかに紹介するという考えで今までやってまいりました。
その結果、開院前は患者様に来院して頂けるかと不安な日々もありましたが、現在では月1200人以上の患者様に来院していただけるようになりました。御信頼いただけていることに喜びを感じるとともに身がひきしまる思いでもあります。
まだまだ至らぬところが多い眼科医院ですが、これからも患者様にご満足いただける医院を目指してスタッフ一同、初心を忘れずがんばっていきたいと思います。今後とも医療法人きしもと眼科を宜しくお願い申し上げます。
ケイエスコンタクトからのお知らせです。
平成29年7月よりボシュロム社の新しい高酸素透過性の2週間交換ソフトコンタクトレンズ、アクアロックスの取り扱いを開始いたしました。アクアロックスは、酸素透過率は163と2週間交換タイプでは、2017年7月現在、国内で一番のコンタクトレンズになります。また従来のシリコーンレンズとは違い薄くて柔らかく、乾燥にも強いのが特徴です。従来のレンズでご満足いただけなかった方は、ぜひ、一度、アクアロックスをお試しください!!
製品の特長
より詳しい製品説明はこちら⇒http://www.aqualox.jp
平成29年年6月末より、待合室に新しく空気清浄機を設置いたしました。
ダイキン社製の業務用空気清浄機「パワフル光クリエール」です。
パワフル光クリエールは、ストリーマ搭載で風邪やインフルエンザ等の空気感染の予防や、浮遊カビ菌や花粉の除去、脱臭機能、またPM2.5にも対応しています。これからも清潔な環境下で、より安心して診察までお待ちいただけると思います。
※ ストリーマとは、プラズマ放電の一種である「ストリーマ放電」によって酸化分解力の強い高速電子を空気清浄機内に生成させ、ウイルスやニオイをすばやく抑制、除去する機能です。ストリーマによって作られた高速電子で、花粉やダニのフンなどのアレルギー物質、PM2.5、ウイルス、カビ菌を抑制、除去することが試験機関により実証されています。
平成29年5月より、大人用の問診票が新しくなりました!
従来の問診票は少し詰まり過ぎていて見づらいとの御指摘がありましたので、この度、新規に作成させていただきました。文字が少し小さくなりましたが、コンパクトにまとまって読みやすくなったと思います。
ホームページ内の問診票(ページ右下)を、ご自宅でもコピーできますので、ご記入の上、来院時にお持ちいただければ待ち時間を短くすることができます。
問診票の内容が診断の手がかりになることもありますので、できるだけ詳しくご記入いただければ嬉しく思います.
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
平成29年1月11日より、新しい緑内障治療薬であるミケルナ点眼液が新発売となり、当院でも処方可能となります。
ミケルナ点眼薬は、プロスタグランジン誘導体であるキサラタン点と、β受容体遮断薬であるミケランLA点との配合薬で、1日1回朝に点眼します。従来の配合点眼薬はβ受容体遮断薬はすべてチモプトール点でしたが、ミケルナ点はミケランLA点が含有されているのも特徴です。緑内障治療の代表的な2つの成分を配合することで点眼回数を減らし、差し忘れをなくすことができます。
また、ミケルナ点眼薬には効果を持続させるために、アルギン酸(昆布などに含まれるネバネバ成分)が添加されています。
目に悪影響を与える防腐剤の塩化ベンザルコニウムも含まず、角膜にやさしい点眼薬です。
ミケルナ点眼液は、チモプトール点以外のβ遮断薬が配合された日本初の点眼薬ですので、緑内障配合薬に新しい選択肢が増えることになります。点眼薬にも患者様との相性がありますので、当院では、これからも患者様に最適な点眼を選んで処方していきたいと思います。
平成28年10月より、ウェルチ・アレン社製の携帯型レフラクトメーター「スポット・ビジョンスクリーナー」を導入いたしました!
スポット・ビジョンスクリーナーとは、乳幼児から大人までの屈折検査を両眼同時に、瞬時に行うことができる携帯型の眼科医療機器です。屈折検査とは、簡単に言うと、どの程度、遠視や近視、乱視などがあるかを調べる検査のことです。このスポット・ビジョンスクリーナーにより、今まで視力検査のできなかった乳幼児でも、弱視の原因となる屈折異常を早期に発見することが可能となります。視力の発達(視覚の感受性期)は6歳くらいまでと言われていますので、可能なかぎり早期に遠視、乱視、不同視などの屈折異常を発見することは、弱視のスクリーニングという点からも極めて重要です。早期発見により、適切な時期に、眼鏡をかけたり、またアイパッチなどの視能訓練することによって、将来弱視になることを予防することができます。AAP(米国小児科学会)でも、3歳〜5歳の幼児には、視力検査表での検査より、機械を使用しての弱視スクリーニングを推奨しています。
今回、導入したスポット・ビジョンスクリーナーは、以下のような特徴があります。
① 1mの距離から患者さんの目に直接触れることなく検査が可能です。
② 生後6ヶ月以降であれば、近視、遠視、乱視などの屈折異常があるかどうかを調べることが可能です。
③ 両眼開放下で、調節の介入なく瞬時に検査可能です。
色覚検査は、平成15年度以降、学校検診の必修項目から外され任意項目となり、事実上、全国的にほとんど施行されていませんでしたが、文部科学省の局長通知にて、平成28年度から再び多くの小学校で、希望者を対象に実施されるようになりました。
先天色覚異常の頻度ですが、日本人の場合、男性の約5%、女性の約0.2%と言われています。国内では、なんと300万人以上が該当します。色覚異常があるからといって、すぐに日常生活に支障が出るという訳ではありませんが、ご自身の色覚異常の型および程度をしっかり認識しておくことは就学、就職(職業選択)時において大切なことかと思います。
学校検診での色覚検査の再開に伴い、この度、当院では、標準色覚検査表・先天異常用(SPP1)を導入いたしました。先天色覚異常には、赤に反応する視細胞の欠如または機能不全による1型と、緑に反応する視細胞の欠如または機能不全による2型があります。ざっくり言うと、1型は赤色が暗く沈んで認識され、2型は緑が暗く沈んで認識されます。1型と2型の比率は1:3〜4と言われ、2型の方が多いとされています。現在、診療所、学校等で最も多く使用されている石原式色覚検査表は、スクリーニングには優れていますが、型判定は※アノマロスコープとの一致率85%とあまり良くありません。今回、導入したSPP1は、検出率が99%、型判定もアノマロスコープと96%の一致率を誇ります。また、SPP1は、色覚異常者に読めない表はなく、どの表にも異常者にも読める数字が書いてあり、検査時の心理的な負担は少なくてすむという利点もあります。
羽曳野市でも、秋に小学校4年生、中学1年生を対象に「色覚検査の希望調査」が配布されます。この機会に、ぜひ色覚検査を受けていただくことお勧めいたします。当院では、石原式によるスクリーニングだけでなく、SPP1による型判定、パネルD15による程度判定が可能です。
※アノマロスコープとは色覚異常を正確に診断、および型判定するための唯一の眼科機器ですが、高価で扱いも難しく、専門施設を除き、一般的にあまり普及していません。眼科医でも扱ったことがない先生がほとんどだと思います。
ケイエスコンタクトからのお知らせです。
平成28年10月よりバイオトゥルーワンデーマルチフォーカルの販売を開始いたしました。人気のバイオトゥルーシリーズ待望の遠近両用のワンデーコンタクトレンズです。
現在、お使いのソフトコンタクトレンズで、手元の見にくさを自覚し始めた40代半ばから50代くらいの方が良い適応になります。
・スマホの画面の小さい文字を、気づけば離して読んでいる。
・パソコンの画面を長時間見ていると目が疲れてショボショボする。
・朝は見えていた書類が、夕方には見づらくなってきた。
・レストランのメニューが見づらくなってきた。
・遠近両用メガネはあまり好きではなく、これからもコンタクトレンズを続けたい。
上記の症状に当てはる方は良い適応かと思いますので、一度、お試しいただけたらと思います。
先天性色覚異常は、男性の約5%(20人に一人)、女性の約0.2%(500人に一人)、女性保因者は10%(10人に一人)の割合に認められます。色がまったく判別できないという訳ではなく、色によっては見分けにくいことがある程度で、日常生活にはほとんど不自由はありません。しかし、状況によっては色を見誤って周囲から誤解を受けることや、色を使った授業の一部が理解しにくいことがあるため、学校生活では配慮が望まれます。生まれつきのものですので、本人には自覚がない場合が多く、検査を受けるまで、保護者もそのことに気づいていない場合が少なくありません。治療方法はありませんが、授業を受けるにあたり、また職業・進路選択にあたり、自分自身の色の感じ方を知っておくためにもこの検査は大切です。羽曳野市でも、秋に小学校4年生、中学1年生を対象に「色覚検査の希望調査」が配布されます。小学校4年生、中学1年生以外でも、ご心配な方は、当院でも、石原式色覚検査表、パネルD-15を使った色覚検査が可能です。この機会に、ぜひ色覚検査を受けていただくことお勧めいたします。
● スクリーニングは?⇒色覚検査表(石原式)を使用します。
● 程度判定を求められている場合は?⇒パネルD-15テストを使用します。
● 色覚異常が問題となる資格、職業は?⇒航空、海運、鉄道関係などの職業運転手、警察官、自衛官などです。
● 色覚異常がハンディとなる職種は?⇒印刷、塗装、野菜や魚の鮮度の選定など、微妙な色識別を要する職種です。
※ 最近では、色覚異常の方が運営するサイトがあり、種々の相談に乗ってくれますし、新しい情報も手に入ります。
ぜひ、アクセスしてみてください ⇒ぱすてる
パターンスキャンレーザーの大きな特徴(従来のレーザに比べて)
① 網膜に対して低侵襲(合併症がでにくい)
② 患者さんの治療による疼痛軽減(治療による痛みが少ない)
③ 治療時間および治療期間の短縮(通院回数が少なくてすむ)
平成27年12月より、EMシステムズのレセプトコンピューター(通称レセコン)が新しくなりました。また、それに伴い保険証リーダーも導入いたしました。保険証リーダーとは、スタッフによる保険証のコピーや手入力の手間を省くために開発された保険証専用のOCRソフトウェアのことです。保険証をスキャンするだけで、カルテの頭書きが可能となります。従来に比べて、迅速かつ正確に、新規患者様のカルテ作成ができるようになり、患者様の待ち時間も少しですが改善されるかと思います。画面左下にあるのが保険証リーダー用のスキャナーです。
保険証リーダーは、スキャナの設定⇒スキャン実行⇒画像取得⇒項目の判断⇒文字情報の読み取り⇒データファイルの出力までを非常に短時間(3~20秒)で、全て自動で行います。 また、あたかも人間が読むかように、様々なデザイン・レイアウトの保険証に自動対応できる応用力を備えています。
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平成27年11月よりドライアイ用サプリメント「オプティエイドDE」の販売を開始しています。
「オプティエイドDE」は、涙に着目したドライアイ用サプリメントです。
ラクトフェリン、乳酸菌WB2000、EPA、DHA、ルテイン、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛など毎日の
健康維持に大切な成分を配合しています。ドライアイの治療は、今でも点眼中心ですが、「オプティエイドDE」を
併用していただくと自覚症状のさらなる改善が期待できるかと思います。
販売価格は税込み3240円です。ご興味のある方はお問い合わせください。
◆オプティエイドDEは、特に、こんな方にお薦めのサプリメントです。
ラクトフェリン・・・涙やミルクに含まれる鉄結合タンパク質です。涙腺構造・機能の維持し、加齢性の涙腺機能低下を抑制します。
乳酸菌(WB2000株)・・・「強力わかもと」に含まれているのと同じ乳酸菌です。涙液分泌促進、抗酸化作用、整腸作用が報告されています。
EPA・DHA・・・ω3脂肪酸で、青魚に多く含まれる成分です。眼乾燥に効果があると考えられています。
ルテイン・・・目の網膜に多く存在し、抗酸化作用を持つカロチノイドの一種です。
漢方薬は、西洋薬と違い効果が現れるまで多少の時間はかかりますが、西洋薬に劣らないお薬もあります。
もちろん、眼科領域にも効能のある漢方薬もありますので、今回は主なものを紹介させていただきます。
ただ、漢方薬といっても、まったく副作用がないわけではなく、まれに食欲不振、下痢や偽アルドスロン症といった副作用がでることがあります。
当院では、患者様の症状や体質に合わせ様子をみながら、西洋薬だけでなく適切な漢方薬も併用するようにしています。
糖尿病網膜症や網膜静脈分枝閉塞症などに合併する黄斑浮腫に効能があります。
個人的にはカリクレイン等よりは、効果があるような印象です。
「眼瞼けいれん」に、効能があります。
もちろん、「眼瞼けいれん」にはボトックス療法が第一選択ですが、補助的に使用します。
「眼瞼けいれん」の治療に、抗けいれん薬のリボトリール、抗コリン薬のアーテン等を処方する先生もおられますが、そのお薬自体が、眼瞼けいれんの原因になることもありますので当院では使用しません。
アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、花粉症などに効能があります。
アレジオン、アレロック、ザイザル等のいわゆる西洋薬との併用も可能です。
ケイエスコンタクトからのお知らせです。
平成27年8月よりメダリストフレッシュフィットコンフォートモイストの
遠近両用2週間コンタクトレンズの販売を開始いたしました。
人気のフレッシュフィットシリーズ待望の遠近両用2週間コンタクトレンズです。
現在、お使いのソフトコンタクトレンズで、手元の見にくさを自覚し始めた40代半ばから50代くらいの方が良い適応となります。
現在、お使いのソフトコンタクトレンズで、以下の症状に当てはる方は良い適応かと思いますので、一度、お試しいただけたらと思います。
※ メダリストプレミアマルチフォーカルの販売は終了となります。
受付に「耳マーク」の案内を設置させていただきました。このマークの形は耳に音が入ってくる様子を矢印で示し、聞き手が一心に聞き取ろうという姿をイメージしています。耳の不自由な方からの申し出があれば必要な援助を行うという意思表示を示すのに用います。当院でも掲示いたしましたので、耳の不自由な方は遠慮なく、筆談を申し出てください。
また、耳が不自由なことで不利益が生じないよう、ご希望の方には、耳マークシールを保険証や診察券に貼付させていただきます。
この耳マークは、目の不自由な方の「白い杖」と同様に、耳が不自由であることの自己表示としても用いられます。
平成26年12月2日より、新しい緑内障治療薬グラナテック点眼液0.4%(興和株式会社)が発売になります。
ROCK阻害薬という世界初の新しい作用機序を持つ眼圧下降薬です。
Rhoキナーゼを阻害することにより、線維柱帯・シュレム管を介する主流出路から房水流出を促進することで眼圧を下降させます。
適応は、他の緑内障治療薬が効果不十分または使用できない緑内障・高眼圧症で、1日2回点眼で、当院でも処方可能になります。
緑内障点眼薬は、患者さんによって合う合わないがありますので、緑内障患者さんには、今まで以上に、より多くの選択肢を提供したいと考えています。
平成26年7月より、OCTの長眼軸長正常眼データベースソフトを導入いたしました。
OCTは、現在の緑内障診療にかかせない医療機器となっています。
今まで検眼鏡的に肉眼ではとらえきれなかった緑内障の初期変化、いわゆる網膜神経繊維層の菲薄化を視覚的にみることが可能となりました。
ただ、OCT検査にも弱点があり、その一つが強度近視眼の緑内障検査でした。というのも、強度近視眼は網膜全層がもともと薄く、それにつられて網膜神経繊維層も薄くなってしまい、近視のない正常眼データベースで比べるとOCT検査では異常判定されることが多かったからです。
OCTの結果だけで判定すると、異常のない方まで緑内障と診断されることがありました。
これを解消するために、導入したのが強度近視用のデータベース(長眼軸長正常眼データベース)ソフトです。
この新しいソフトには、緑内障のない正常者の強度近視眼のデータベースが組み込まれています。このソフトにより、強度近視眼どうしの比較が可能になりました。
下のOCT画像の中央の図では赤く異常判定されていますが、眼軸長補正をかけるとほぼ正常に判定されているのが分かります。
もちろん、このソフトがあればすべて完璧に診断できるかというと、そうあまくはありません。
まだまだ診断に迷う症例があるのは事実です。
当院では、OCTの網膜神経繊維層の菲薄部位と、それに対応する視野異常が確認できて初めて緑内障と確定診断するようにしています。
OCT検査だけでなく、視神経乳頭の詳細な検眼鏡的観察も重要なのは言うまでもありません。
これからも、可能な限り正確な緑内障診断をめざしたいと考えています。
正常眼データベース | 長眼軸長正常眼データベース | |
眼軸長 | 26mm未満 | 26mm以上29mm未満 |
年齢 | 20歳以上80歳未満 | 20歳以上60歳未満 |
人種 | 日本人(Asian)、Caucasian | 日本人(Asian) |
撮影パターン | 黄斑マップX-Y/Y-X 乳頭マップX-Y/Y-X 乳頭サークル | 黄斑マップX-Y/Y-X |
平成26年6月より、「オートレフトポグラファー RT-7000」を導入いたしました。RT-7000は、通常の屈折検査の他に、角膜形状(角膜表面の凸凹や歪み)を、より詳細に解析する装置です。角膜形状解析は、円錐角膜などの角膜形状異常や、不正乱視が疑われる場合に必要な検査となります。また、TSASという、ドライアイ解析機能も装備されています。
円錐角膜とは・・・
角膜が円錐状に突出してきて、中央が薄くなる非炎症の変性疾患です。10代前半で発症し徐々に進行します。早期発見が重要です。
ノンコンタクトトノ/パキメーター(眼圧計/角膜厚計)
TONOPACHY・
非接触にて角膜厚と眼圧を測定
平成26年3月より、緑内障などの検査に用いられ、角膜厚による眼圧補正機能を搭載した非接触型眼圧計「ノンコンタクトトノメーターNT530P」を、新しく導入いたしました。眼圧(眼球内の圧力)は、角膜の上から測定されるため、厚みの薄い角膜の場合、眼内の圧力が過小評価(実際より低く測定)されることがあります。今回、導入したNT-530Pでは、角膜厚計で測定した数値を入力することで、角膜厚に応じて眼圧を補正計算する機能を搭載しています。その他、空気を吐出する圧力と装置の作動音を従来機より小さくなり、患者さまに、よりやさしい眼圧計となっています。
眼科で、眼に空気を当てる検査を受けたことはありませんか?
これは、眼球内の圧力(眼圧)を調べる検査で、眼の異常を知るための大切な検査の一つです。
眼圧が高いと、眼の奥にある視神経を圧迫して痛めてしまう可能性があります。
眼圧が高いと、緑内障の疑いもあります。緑内障は、視神経が障害され視野が狭くなる病気で、眼圧が高くなることによるものと、 眼圧が正常範囲であっても同じような症状があらわれるものがあります。
失明原因の1位で、早期発見・早期治療を行うことは、失明の危険性を減らすためにも大変重要です。
当院では、眼圧だけではなく、精密眼底検査、視野検査、OCT検査を施行して、緑内障の早期発見に努めています。
眼圧の正常値は
10~20 mmHgといわれています。
平成25年4月より、患者さまにご負担の少ない、イムノキャップラピットのアレルギー検査システムを導入いたしました。
この検査は、スギ花粉やダニ、イヌ、ネコのフケなど、みなさんが吸い込んでしまう可能性のあるアレルゲン(アレルギーを起こす物質)に反応するIgEという抗体が体の中にあるかどうかを調べるためのものです。
少量の血液を指先から採取し、約20分後に、結果が分かります。
症状を悪化させている原因を特定し、対策をすることで投薬とあわせてより高い治療効果も期待できます。
ご希望の方は、当院の医師またはスタッフに、ご相談ください。
特定できるアレルゲンは、以下の8種類です。
ハウスダスト系 | ヤケヒョウヒダニ、ゴキブリ、ネコ、イヌ |
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花粉系 | スギ(ヒノキ)、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ |
平成24年12月1日よりドライアイ治療薬のムコスタUD点眼薬の投薬制限が解除されました。
11月までは、1回につき56本(1日4回点眼ですので、2週間分)までしか処方できませんでしたが、薬価収載後1年を経過しましたので、長期投与が可能になりました。
ムコスタUD点眼薬は、眼表面の涙を安定させるムチンの分泌を増加させ、また角膜や結膜上皮の修復作用もあります。ドライアイの中でも以下のような方には特に良く効くような印象を受けております。④はドライアイではありませんが、ムコスタUD点眼薬は防腐剤が入っていませんので、良い適応かと思います。
これからも、より重度のドライアイの方には引き続き処方したいと思います。
眼圧によって視神経が障害を受け視野障害が進行するご病気です。
眼球の中には、房水という透明な液体が流れています。
この房水が排出される排水口にあたるところが、隅角にある繊維柱帯です。
これがなんらかの原因で、目詰まりを起こし、房水が排出されにくくなると眼球内に房水がたまり、眼圧が高くなります。
特殊なレーザー(YAGレーザー)で、房水の流出障害となっている線維柱帯の色素細胞のみを選択的に破壊して、房水の流出を促進して眼圧を下げる最新の治療方法です。レーザー治療ですので、痛みもなく外来で10分程度で施行することができます。
眼圧が高ければ高いほど効果的と言われています。副作用のほとんどない治療ですので、お気楽に受けていただきたく思います。
既に何人かの方にSLTを施行しましたが、レーザー中の痛みなどもなく、患者さんには非常に好評です。
※ 緑内障の病型によっては、このレーザーの適応にならない方もおられますので、遠慮無く当院にお問い合わせください。
SLTにて、眼圧下降が成功するのは約80%です。
眼圧が高ければ高いほど効果的です。
約1ヶ月後に眼圧は安定してきます。
ただし残念ながらSLTに反応しない方も約20%ほどはいらっしゃいます。
眼圧下降効果が薄れてきた場合も、再びレーザー治療を施行することが可能です。
1割負担の方 | 約1万円 |
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3割負担の方 | 約3万円 |
平成22年11月より、午前診のみ、順番がはっきり分かるように、番号札制を導入いたしました。
受付で、番号札をお渡ししますので、順番が来て診察室に入られましたらご返却ください。
ご協力のほど、宜しくお願いします。
平成22年6月より、当院に多目的両眼視クリーナーOPUSを導入いたしました!
OPUSは、斜視(斜位)の検査、立体視検査、両眼視機能精密検査などが簡便にできる多目的両眼視クリーナーです。
一人あたり1分以内の検査時間で、斜視(斜位)、弱視、単眼視などの早期発見と立体視の正常確認ができます。
平成22年5月より院の恵我ノ荘駅の看板が新しくなりました!!
また、恵我ノ荘駅にお立ち寄りの際は、ご覧いただければ幸いです。
これからも初心を忘れず、地域医療に貢献できるようがんばっていきたいと思います。
今後とも宜しくお願いします。
南大阪地域の医療情報雑誌、ぱどの「ご近所ドクター BOOK 保存版」に掲載していただきました。この雑誌は、地域の「安心、頼れるかかりつけ医をみつけよう」という趣旨で発行されたものです。
「きしもと眼科」は、今後とも皆さまの地域医療に貢献できるようがんばっていきたいと思います。どんなささいな事でも眼科的に何か心配なことがありましたら、お気軽にご来院していただけたら幸いです。